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2025.04.25

手形・小切手電子交換所終了 2027年4月

電子交換所の運用は2027年4月に終了する予定です。これは全国銀行協会(全銀協)が手形や小切手の利用を2026年度末までに廃止する方針を固めたことに伴うものです。
それに代わり新たな決済手段として全銀電子債権ネットワーク(通称:でんさいネット)が利用されています。
弊社もお客様から約定返済の小切手や回し手形の割引で数多くの有価証券を預かってきましたのでその紙がなくなってしまうのが夢のように感じます。
過去には小切手帳の発行手数料が10倍に値上げなんてニュースもありましたね。

  • メリット
    コスト削減 紙の手形では印紙税や保管費用がかかりますが、電子手形ではそれらを削減できます。
    紛失や偽造リスクの低減 電子的な管理により、紛失や偽造のリスクが大幅に低減されます。
    事務効率の向上 電子的に処理できるため、手続きの簡略化や処理速度の向上が期待できます。
    環境負荷の軽減 紙の使用を減らすことで、環境負荷の軽減に貢献します。
    リアルタイム確認 取引状況をリアルタイムで確認できるため、透明性が向上します。
  • デメリット
    技術的な習熟が必要 電子手形を利用するには、システム操作や新しいプロセスへの理解が求められます。
    セキュリティリスク 電子的なシステムでは、サイバー攻撃やデータ漏洩といった新しいリスクが伴います。